【ウェーブスタートとは】
時間差スタートのことです。参加者を複数グループ(ウェーブ)に分けてスタートさせる方法です。

【ウェーブスタートをなぜ行うのか】
ウェーブスタートの最大のメリットは、スタート時やコース走行中の混雑緩和を図れることです。
2万人が一斉にスタートすることから、安全・安心なコース走行に配慮し実施します。

1 各ウェーブのブロック割りならびに競技時刻

ウェーブ ブロック 整列完了時刻 スタート時刻 競技終了
第1 S・A・B・C
D・E・F
8:50 9:00 16:00
第2 G・H・J
K・L・M
9:05 9:15

2 記録および順位
(1) グロスタイム(公式記録)はウェーブごとの号砲を基準に計測します。
   例)・第1ウェーブスタートのランナーは全員9:00から計測。
   ・第2ウェーブスタートのランナーは全員9:15から計測。
(2) ネットタイム(参考記録)はスタートラインを通過した時点から計測します。
(3) 順位については、グロスタイムを採用しますが、年代別のみネットタイムによって決定します。
   例)第1ウェーブからスタートしたAさんと第2ウェーブからスタートしたBさんは共に
   13時00分00秒にフィニッシュしました。
   この時の2人のグロスタイムは、
   Aさんのグロスタイム 4時間00分00秒
   Bさんのグロスタイム 3時間45分00秒
   と、なります。
   同時刻にフィニッシュしましたが順位はBさんが上位となります。
(4) 第2ウェーブのランナーが第1ウェーブからスタートした場合は失格となります。

3 遅刻の場合
すべての遅刻者は「遅延ブロック」に待機の上、最後尾(第2ウェーブMの後方)からのスタートとなります。
この場合でも、グロスタイムは決められたウェーブからの計測となります。
※スタート地点を閉鎖した後は出走できません。

4 ペースセッター
下記の記録を目安にペースセッターがコースを走ります。
また、後方のランナーを支援する「完走タイムリミットランナー」が30kmから走行します。

目標記録 スタート時刻 フィニッシュ時刻
3時間00分 第1ウェーブ 9:00 12:00
3時間10分 12:10
3時間30分 12:30
3時間45分 12:45
4時間00分 第2ウェーブ 9:15 13:15
4時間30分 13:45
5時間00分 14:15
5時間30分 14:45
完走タイムリミット 30km地点 13:50 16:00
  • 3時間00分~3時間45分までのペースセッターは第1ウェーブの9:00を基準にそれぞれの目標記録を目指します。
  • 4時間00分~5時間30分までのペースセッターは第2ウェーブの9:15を基準にそれぞれの目標記録を目指します。

5 関門閉鎖時刻
交通・警備、競技運営上、関門閉鎖時刻を設定しています。

No. 関門場所 距離 閉鎖時刻 区間ペース
(1km当り)
1 御旅公園 3.8km 10:00 8分41秒
2 天神橋東詰 9.0km 10:44 8分28秒
3 須磨浦公園駅 11.3km 11:03 8分16秒
4 舞子公園 17.6km 11:57 8分34秒
5 舞子駅 20.3km 12:20 8分31秒
6 垂水下水処理場 23.4km 12:49 9分21秒
7 須磨浦公園駅 26.8km 13:19 8分49秒
8 須磨海浜公園 29.1km 13:42 10分00秒
9 和田岬駅 34.1km 14:31 9分48秒
10 湊小学校 36.8km 15:00 10分44秒
11 ポーアイ西ランプ 41.0km 15:46 10分57秒

※第1関門の区間ペースは全ランナーのスタート完了予定時刻(9:27)を基準として計算しています。
※第1ウェーブ、第2ウェーブのどちらから出走しても、関門時刻は上記の通りです。
※関門以外にも著しく遅れた場合は、競技役員の指示等により、レースを中止していただく場合があります。

6 その他
周囲のランナーと比べて遅いと判断した場合、道路の端に寄ってコースを空けてください。